当事務所について

「ご依頼者さまに信頼される法律事務所」の実現を目指します

相続や債務、事故、消費、人権など、人々の暮らしには多数のトラブルが渦巻いています。
不幸にしてトラブルの当事者となった時、心強いパートナーとなるのが弁護士です。しかしながら、トラブルを抱えた人にとって、弁護士は「事務所が遠い」「相談に行くことができない」「敷居が高い」「お金がない」などの理由で利用しにくい面がありました。
弁護士法人岡山パブリック法律事務所は地方初の都市型公設法律事務所として、こうした司法アクセス障害の解消を図りつつ、法曹養成や派遣の拠点となり、公益的活動に取り組むことを目的に設立されました。地理的・社会的・経済的な理由から受任が困難な事件や公益的事件を積極的に受任しています。

弁護士法人岡山パブリック法律事務所は、「あなたに寄り添い、共に生きる法律事務所」を理念とし、

だれもが相談・利用しやすい「動く駆け込み寺」になるよう努めます

だれもが尊厳をまもられ、安心して暮らせる支援の提供に努めます

だれもが排除されない、地域と社会づくりに努めます

を行動指針として、律と福祉の専門職が恊働して寄り添うスタンスで、 司法ソーシャルワークを実践し、成年後見・遺言相続・交通事故・離婚 債務整理・労働・中小企業支援・NPO支援・生活困窮者支援などに取り組んでいます。
成年後見(法人後見)の受任数は全国トップクラスです。
各種無料相談に加えて、入院・入所中などのため事務所に来ることが困難な方への出張相談も行っています。
お気軽にご相談下さい。

所長挨拶

所長写真

Message

平成29年10月1日から当事務所の所長に就任することとなりました高木成和です。どうかよろしくお願いいたします。私は、平成14年10月に弁護士登録し、当事務所が設立された平成16年8月23日の約1年半後の平成18年4月に当事務所にて仕事をさせていただくようになりました。そして、平成19年4月から開設された津山支所に同支所長として赴任して10年が経ってしまいました。
私は、話し下手ですし、目立つのが大嫌いで自己アピールが苦手ですし、何より能力、経験及び人格のいずれの点においても歴代の所長の方々に遠く及ばず、所長として力不足であることは十二分に自覚しているつもりです。
しかし、上尾洋平副所長、尾﨑力弥副所長を始めとして、当事務所のスタッフの力を借りながら、所長としての責務を果たすべく努力する所存です。
最期に、末尾に私のライフストーリーを少しだけまとめた2014年9月19日に当事務所のFacebookに投稿した自己紹介文を再掲させていただきますので、お読みいただけると嬉しいです。
「◯◯長」はいつになっても似合わない私ですが、今後とも当事務所を何卒よろしくお願いいたします。

岡山パブリック法律事務所 所長

高木 成和

Profile

津山支所の弁護士高木成和と申します。
1975年に岡山県笠岡市山口という結構な田舎で生まれ、母が3歳のときに他界したので、祖母と父と2つ上の姉や親戚に育ててもらいました。
新山小学校、新吉中学校、笠岡高等学校を卒業し、大阪大学文学部に入学しました。ひょんなことから司法試験の勉強を始め、大学を休学したり復学したり、父や祖母に大変な迷惑をかけながら7年間も大学にいました。恩師や周囲の皆さんのおかげで、文学部の日本語教育専攻で卒論を書いていた年に運よく司法試験に合格することができました。
司法修習(1年間の実務修習は札幌)を経て、2002年に岡山市内で弁護士登録をし、平松・木津法律事務所で弁護士としての仕事を始め、2006年からパブリックで仕事をするようになりました。2007年4月の津山支所開設と同時に津山で仕事をするようになり、現在まで津山に住んで仕事をしています。
私には特に優れた能力もなく、これまでに、100%満足ができて、誰かに誇りたくなるような仕事ができたことはありません。自分の「経験」のためとか「実績」のためとか、そういう仕事のやり方はあまり好きではありません。
自分が無知であることを自覚して、私を選んでくれた目の前の依頼者の方との時間を共有しながら、その方やその方の大切な人達の悩みや生きづらさが、ほんの少しでも、ほんの一時でも、和らいでもらえるような仕事をしていきたいと思っています。
といいつ、私自身も弱さを抱えた人間ですので、ときには周りに優しくできないこともあります。そんなときには、皆さんの優しさを少しだけ分けてくれると嬉しいです(願)。

2014.9.19 facebbok投稿