公益的事件

公益活動

岡山パブリック法律事務所では,次のような公益活動を行っています。
 

1.過疎地への弁護士の派遣

弁護士人口は増加していますが,弁護士が不足していたり,弁護士がいても気軽に相談しづらい地方もまだまだ多い状況にあります。そのため,様々な地域の方により弁護士を利用してもらいやすい環境を整えようと,日本弁護士連合会や法テラスは,弁護士の少ない地域に法律事務所を開設したり,開設しようとする弁護士を支援したりといった活動を行っています。
岡山パブリック法律事務所でも,過疎地に赴任する弁護士の育成・支援活動を行っており,開設以来現在までに以下の弁護士を各地に派遣しております。

鎌田毅 法テラス安芸法律事務所(高知県安芸市)
吉川拓威 法テラス指宿法律事務所(鹿児島県指宿市)
山崎直樹 法テラス島根法律事務所(島根県松江市)
河端武史 須崎ひまわり基金法律事務所(高知県須崎市)
大山知康 新見ひまわり基金法律事務所(岡山県新見市)
溝手はるか 安芸ひまわり基金法律事務所(高知県安芸市)
吉田智子 法テラス鹿児島法律事務所(鹿児島県鹿児島市)
押田朋大 名寄ひまわり基金法律事務所(北海道名寄市)
平井健太郎 法テラス青森法律事務所(青森県青森市)

 

2.海外への弁護士の派遣

日本弁護士連合会では,JICA-国際協力機構と協力して,海外における法制度の整備・改革などを支援するための現地専門家として,弁護士を派遣する活動を行っています。岡山パブリック法律事務所でも,同制度によって海外に派遣される弁護士の支援活動を行っており,これまでに東南アジア地域へ弁護士を派遣するなどしております。

 

3.弁護士からの裁判官任官の支援

ある程度の期間弁護士としての経験を積んだ弁護士を裁判官として採用する制度が弁護士任官です。多用な人材が裁判官になることで,より裁判が充実し市民にとって身近になることを目指しています。岡山パブリック法律事務所でも,弁護士任官を目指す弁護士の支援活動を行っております。
平成24年に,当事務所から1名の弁護士が任官しました(岡山弁護士会内で初)。

 

4.社会的問題への対応支援

岡山パブリック法律事務所では,高齢者・子どもの虐待,障害者差別や消費者被害,貧困などの社会的問題に,次のような団体と連携・協力して解決に取り組んでいます。

  • NPO法人おかやま高齢者・障害者支援ネットワーク
  • NPO法人おかやま入居支援センター
  • NPO法人子どもシェルターモモ
  • NPO法人消費者ネットおかやま
  • NPO法人津山DVシェルターろびん
  • 岡山つくしの会
  • 生活保護支援中国ネットワーク

 

5.公益的な集団訴訟への積極的参加