家事・成年後見

成年後見制度とは

認知症や知的障害,精神障害などの理由で判断能力が不十分な方々は,不動産や預貯金といった自分の財産を適切に管理したり,売買契約などの日常生活に必要な契約や,遺産分割協議などの協議を,内容を十分に理解して行うことができません。そのため,詐欺や窃盗などの被害にあって財産を失ってしまったり,施設への入所契約や相続関係解決のための遺産分割協議など必要な手続きをおこなうことができなかったりと,日常生活の様々な場面で支障が生じてしまいます。
そこで,本人に代わって必要な契約や手続きを行うことができる法定代理人として適切な人を家庭裁判所で選任し,判断能力が不十分な方々を保護・支援するための制度が成年後見制度です。
なお,成年後見制度には,本人の判断能力の程度によって,代理したり,同意が必要であったりする行為の範囲が異なる,成年後見人,補助人,保佐人という3つの制度があります。
成年後見人などに選任された人は,選任時と,以降毎年1年毎に,家庭裁判所に対して,本人の財産や収支の状況を報告しなければならず,成年後見人の活動内容に問題がある場合は,家庭裁判所が後見監督人を選任したり,後見人を変更したりということもあります。
そのため,基本的には成年後見人などの業務は裁判所の監督のもと適切に行われるようになっていますが,裁判所の監督にも限界があり,また法的手続きなど複雑な内容が成年後見人などのために必要になる場合がありますので,成年後見人として弁護士など専門家が選任されることも多いです。
もっとも成年後見人などに必要なことは,介護から裁判手続きまで極めて多様で複雑です。当事務所では,成年後見制度を支援する多数の専門家で構成されているNPO法人岡山高齢者・障害者支援ネットワークと連携し,また,事務所に3名の社会福祉士が所属している(本部に2名,津山に1名)というメリットを活かして,数多くの成年後見業務に携わっております(2013年6月現在で355件)。
ぜひ成年後見などについてお悩みの際は当事務所にご相談ください。
 

取扱事件
・成年後見,保佐,補助の申立て
・成年後見人,保佐人,補助人への就任
・成年後見監督人,保佐監督人,補助監督人への就任
・任意後見などの財産管理
など

 

社会福祉士とは

社会福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」(昭和62年制定)で位置づけられた、社会福祉業務に携わる人の国家資格です。社会福祉士とは「専門的知識及び技術をもって、日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービス関係者等との連携及び調整その他援助を行う」専門職です。
社会福祉士資格は、医師や弁護士のように「業務独占」の資格ではありません。しかし、「名称独占」の資格として、国家資格保有者以外はその名を名乗ることができず、福祉専門職としての水準の高さを表すものといってもよいかと思います。
全国多くの社会福祉士は、福祉施設や病院等で相談業務等に従事していますが、近年は高齢者や障がい者の支援だけでなく、ホームレス者や外国人、刑余者等々、地域内の様々な人々への支援が求められることから、多様な分野での活動が増えています。
こうした情勢の中で、当事務所においても、弁護士と社会福祉士が協働し、高齢者や障がいのある方のご相談や支援、権利擁護等の様々な支援活動を展開しています。
 

家事事件

当事務所で取り扱っている家事事件には,次のような種類があります。
 

離婚・家庭問題
・離婚(離婚協議書の作成,離婚調停,離婚訴訟など)
・慰謝料請求
・婚姻費用・養育費
・財産分与
・面接交渉
・親権者の指定
・婚姻無効・取消し
・養子縁組

 

相続・遺産問題について
・遺言(遺言書の作成,遺言執行など)
・遺産分割(遺産分割協議書の作成,遺産分割調停など)
・相続財産管理人
など

 
当事務所には女性弁護士を含む10名以上の弁護士が在籍しており、津山・玉野などに支所があります。そのため、岡山県内を中心に数多くの家事事件の相談・受任を行っており、各地の事件に柔軟に対応できます。是非1度ご相談ください
 
お問い合わせ、ご相談

関連情報

以下のページも併せてご参照ください
生活困窮者支援 福祉との連携 離婚と子ども