二年目弁護士座談会

二年目(H29.1時点で3年目)弁護士座談会

平成28年7月15日開催(すみません。。)
(1) 2分間で、自己紹介をしてください。
(2) 現在の業務の状況を説明してください。
(3) 1年が経過して、江口先生は後見センターの業務、河内先生は津山支所の業務ですが、それぞれどのような特徴があると感じていますか?
(4) 当事務所運営における解決すべき課題とは、なんですか?
(5) ご自身のキャリアプランについて、どのように考えていますか?
(6) 時間が取れたらやりたいこと、取り組みたいことを教えてください。

<(1) 2分間で、自己紹介をしてください。>

PT:まずは、2分間で自己紹介をお願いします。まず,江口さんから。

E:江口秀計です。弁護士2年目です。後見センターで働いてます。

PT:まだ、10秒しか経ってないですよ。それだけですか。(笑)

E:何かあるかなー。(笑)
K:結婚はしてますか?
E:してます。
K:趣味はなんですか?
E:テニスをたまにしてますけど、それぐらい。
K:出身はどこですか?
E:岡山の清音村。今は総社市に吸収されてますけど。
K:ずっと岡山ですか?
E:大学は,東京に行って、卒業後,岡山に戻ってきた感じです。

PT:1分です。まだ、あと1分あります。自分を絞り出して!

E:スカスカなんで・・。絞り出しても何も出てこないです。(笑)

PT:ギブですか?

E:ギブです(笑)。

PT:では、次、河内さんどうぞ。

K:津山支所の河内紀篤です。兵庫県西宮市出身です。津山に来て2年なんですけど、岡大出身だったので縁が合って、岡山で事務所がないかと探したいたところ岡山パブリックをみつけて、この事務所へ就職することになりました。趣味は釣りとギターなんですけど、ギターは夜に弾くと、近所迷惑になので、全然弾けてないのと、釣りが好きなんですが、津山の池で釣りをしていいかどうかがよくわからなくて、まだ全然いけていません。野球は阪神ファンです。甲子園から近いところに住んでいるので、よく近くを通ることがありました。試合はあんまり見に行けていません。

PT:1分30秒です。ギブ?

K:ギブです(笑)

PT:江口さんは、出身大学すらも言わなかったんだけど、それはあんまり言いたくないからですか?

E:別にそういうわけでは・・・。

PT:じゃあ、どこですか?

E:一橋大学です。

PT:法学部?

E:法学部です。

PT:ロースクールが岡大?

E:岡大です。

PT:河内さんは?

K:私は岡大経済学部で、ロースクールが甲南大学です。

<(2) 現在の業務の状況を説明してください。>

PT:現在の業務の状況について教えて下さい。仕事の割合とか。

K:一般民事事件が、先月の報告で20数件。破産を含めたクレサラ事件が、同じぐらい。もう少し多いかな、20後半くらいかもしれない。あと、刑事事件が、少年をこの前受けたので3件。普通の刑事が1件、裁判員裁判が1件あって、少年が1件。後見が多分10~13件ぐらい。家事は5件ぐらいです。

PT:一年前と比べてどれぐらい変わってますか。

K:割合・比率は、あんまり変わってません。後見は引き継いだ事件がもともとなかったのと、ゼロからのスタートなので、一年前と増えてますね。全体的に。割合としてはやっぱり、一般民事とクレサラが多いです。刑事はだいたい1-2件ぐらいは、いつも持っているという感じだと思います。

PT:忙しさは1年前と比べてどうですか?

K:1年前は、結局何をするにも時間がかかるので。

PT:処理の速度は。

K:処理の速度が上がったのかどうかもよく分からないです。諦めて帰るみたいなことありますけど(笑)忙しいのはあんまり変わってないですかね。

PT:江口さんの方はどうですか?業務の状況は?

E:件数で言えば,後見関係が8割くらいです。他は,交通事故とか、クレサラとか、離婚とかをやっています。生活保護関連の仕事とかもありますけど。そんなところだと思います。

PT:一応採用当時は、後見センター専属というところで入っていますかね。

E:そうですね。採用時は,後見100パーセントぐらいの勢いで聞いていたので,入所前の想像と比べると,後見以外の案件もやってるな、という感じです。

PT:では、河内さんにも聞いたので。一年前と比べてどれぐらい変わってますか,仕事の内容や忙しさは。

E:あんまり変わったっていう感覚はないですね。

PT:担当の件数は増えてる?

E:増えてます。

PT:持ち件数は増えてるけれども、忙しさは相変わらず忙しいって感じですかね。

E:そうですね。

PT:まぁ、そんなもんですよね。実際。事件数増えるけど、経験が積まれればこなしていける、ということですかね。

K:諦めることを覚えました(笑)

<(3) 1年が経過して、江口先生は後見センターの業務、河内先生は津山支所の業務ですが、それぞれどのような特徴があると感じていますか?>

PT:一年を経過してみて、江口先生の場合は後見センターの業務で、河内先生の場合は、津山支所の業務ですけど、それぞれ、どういうところに特徴があると感じているか、ということについて答えて下さい。

E:特徴…というか、後見センターなので、一般的な弁護士とは全く違うっていう感じはします。弁護士と話をするよりも病院関係者とか、施設関係者と話すことが圧倒的に多いです。

PT:一般的な弁護士と違うというのは、もっと掘り下げると、どの辺が違うんですかね。

E:掘り下げると・・。うーん,どの辺が違うかなぁ…。

PT:では、河内さん,一般的な弁護士の視点から、津山支所の特徴を。

K:結局自分がいる事務所が基準となって、他の事務所の中に入って仕事していないので、本当に一般的な弁護士らしい特徴っていうのが表現しにくいですけど。
津山支所は、支所長の高木先生が各施設だったり、病院だったりとか、県北の中の福祉関係の方との連携しながらの仕事を結構色々と出来ているのかな、と思います。一般の弁護士との違いと言えば、そういうところが強みで、他の事務所がやらないような、福祉関係職との連携とか、社協との連携とか、そのあたりはまさにパブリックの持ち味が県北で実現されているのかな、と。まだまだ開拓の余地はあるとは思うんですけど。あとは、法テラス案件がやはり多いのかな。他の先生の事務所の方に聞くとやっぱりうちの事務所は法テラス案件が多めだと思います。他の事務所からの受け皿になれているのかな、というのはむしろいいところかな、と思いますし。

PT:ネットワーク形成をして、形成されたネットワークの関連で仕事が来る場合もあるし、そうでない一般民事とかも普通にこなしている、と。それを聞いて江口先生の特徴は。

E:油断してました…。(笑)

PT:割と書類作成が多い感じですか?それとも、外に出てる時間が長いとか、人と話してる時間が長いとか、後見センター専属ってあんまりイメージつかないんで。その辺どうなんだろう、どう感じているんだろうと思って。

E:人と話してる時間、電話をしてる時間がかなり多いとは思います。
K:相手は?
E:後見案件の本人のときもあるし、支援者等の関係者の時もあるし。本人と話している時間が一番多いですかね。
K:やっぱり。
E:本人から,これを買いたい、あれを買いたい,お金が欲しいという電話がかかってきて・・。それに対して,今のあなたのお金はこれくらいしかないですよ、どうしたらいいと思いますかっていう話を長い時間してたりするので・・。

PT:後見業務って作成すべき書面がめちゃくちゃ多いじゃないですか

E:多いんですかね,書類作成。一般的な弁護士業務と比較して,書類作成が多いという印象はないです。

PT:裁判所への報告書類なんかを含めたら,かなりの量だと思うんですけど。

E:報告書は、自分一人で,一から作成するんじゃなくて,事務局が作成してくれた報告書をきちんとチェックするというのが弁護士の仕事になるので。

PT:じゃあ,報告書に目を通して、チェックして、手直しを指示するのが大変だって感じですかね。

E:報告書に関しては,ものすごく大変という感じはないですね。後見の申立書類は,私の場合,基本的に自分で作っていますが,そんなに難しい書類ではないですし・・。報告書や申立書類の関係ですごく大変と思ったことはないです。

PT:何が大変なの?(笑)

E:特にこれが大変だってことはないかな、と思いますけど。
K:いやー大変だと思う。

PT:難しい人と話をしなきゃいけないとか、全然納得してくれない人と話をしないといけないとか、単純に拘束時間が長いとか、その辺どうですか。

E:いや、難しい人というか・・。話をするっていうことは,特に苦ではないので・・。本人と話をしていて,ものすごい球が飛んできたなって思うことはありますけど(笑)。ただ,そういう部分も含めて楽しんじゃってる部分があるので。特に苦ではないです。

PT:それって、1年目大変ではなかったですか。

E:1年目から、そんな感じでした。
K:すごいな。

PT:それ割と向いてるのかもね(笑)

<(4) 当事務所運営における解決すべき課題とは、なんですか?>

PT:この事務所が抱えている解決すべき課題。1年半やってきてこういうところがちょっとどうにかした方がいいんじゃないの、っていうのを言って下さい。

K:赤字であることとかはなしで?(笑)

PT:うんまぁ、それでも。別にいいですよ。それはまぁ言ってもしょうがない。

K:関係はあると思うんですけど、メインとなっている後見って、すごく安定はしているとは思うんです。基本的に高齢者であれば亡くなるまでずっと、ある意味顧問契約みたいなものなので。ただやっぱり人と時間が必要な仕事なので、今は後見センターもいっぱいいっぱいなんですよね?
E:はい。
K:津山支所はもうちょっと頑張れるって感じですかね?

PT:はい。

K:やはり人と時間がかかる結果、今後もっと広がっていけるとは思うんですけど、やはりそれだけに頼っていくのは問題があるかもしれない。じゃあ、もう一つなにか核を作れたら、というようなところだけれども、核となるものをどうしていこうかっていうところがいまだに見定まってないところが課題なのかな。これから自分を始め、弁護士始め、事務局始め、考えて行って何か核となるものを、ひとつでなくてもいいと思うんですけど、いろんなものに挑戦していくというか、業務拡大のチャンスを見ていくというようなことが必要なのかな、と思いますね。

PT:まだまだ開拓していくべき分野があると。

K:今ある既存の分野でも、例えば交通事故だったりとか、他の事務所がたくさん取ってこれるノウハウとかいうのは、学ぶべきところがあるし、そのあたりですよね。本当に未開拓の業務を新たに見つけてくるっていうのは、かなり難しいと思うので、やっぱり既存の分野からの派生だったり、既存の分野を掘り下げるってことだと思うんですけど。

PT:具体的に何をすればいいんですかね。

K:今各分野でセンターをつくっていって、始まったばかりですけど。

PT:今の話からすると、もっと例えば交通事故の分野を他の蓄積がある事務所がやっていることを真似するために、もう少し弁護士が勉強会的なことをして研究を深めるとか、ってことですかね。センターつくった以上、その取り組みを進めていくという感じが必要なんじゃないかってことですかね。

K:はい。まさしく。

PT:弁護士としてはお金を稼がないといけないっていう部分がありますからね。江口さん,後見の分野での厳しさというか。今後,この事務所は,後見センターに頼り切っていけますか?

E:まぁ、どうなるか分からないです(笑)。

PT:先行きが暗めだってことですか?

E:後見の利用支援事業とかも,制度が悪い方向に変わったりしたら、もうあっという間に崩れちゃうので。もちろん、後見は今後も無くならない仕事だと思うし、需要自体は増えると思うんですけど。制度がどう変わるかっていうところで、不安な部分はあります。制度をよい方向に変えていくための取り組みをしていく必要はあると思います。

PT:ほかに,事務所としてこういう取り組みをしていったらいいんじゃないか、というのはありますか。

E:個人的には,パブリックは,新しい取組みに目が行き過ぎていると思う部分はあります。新しい取組みというよりも,今,既に抱えている案件の見直しをそろそろしてもいいんじゃないかって思います。後見案件の件数もだいぶ増えてますし。
K:どういう見直しをするの?
E:例えば,本人が,自分の財産状況を知りたいと思っていても,理解できていない案件があるように思います。本人が,自分がどういう収入があって,毎月どういうことにお金を使っているのかということを知りたいと思っていても,なかなか理解できていない案件。もちろん,理解することが難しいという点はあるんだけど,だからこそ,時間をかけて丁寧に話し合うということが必要になると思うんですけど,それができていなかったりするんじゃないかと。それだけじゃなくて、延命措置が必要になった時の話とかにしても、本人の意向を十分に聞けてない案件もあると思う。
後見センターも専門性が高くなって,スムーズに業務ができていってる部分はあるんだけど,一方で,本人が置き去りになったりしないように気を付けないといけないんじゃないかと。そういうところをちゃんと見直しをして,もう一度,あらためて本人を中心に考えていった方がいいんじゃないかなっていう風には思ってます。最低限必要な業務をこなしていくだけではなくて,本人の意欲とか強みを伸ばしていけるような支援ができたらなと。

PT:これはなかなか具体的な話になりましたけど。件数がかなり膨大になってくる中で、個別案件の見直しというか、もう一度やり方を立て直してっていうところは、不断に考えていかなきゃいけないっていうのは間違いないでしょうね。これ、件数を沢山持つということと常にセットで出てくる問題だと思うので、必要な範囲でどういうふうに業務を「本人のために」っていうところの原点に返れるかってところだと思うんで、確かにそれは重要な課題ですね。

<(5) ご自身のキャリアプランについて、どのように考えていますか?>

PT:自身のキャリアプランはどうお考えですか?はい、どうぞ。

K:色々と迷っていることがあるんですけど、今すごくいい状況でお仕事をさせていただいていて、津山支所の雰囲気、パブリックの雰囲気っていうものに慣れてきて、いいんですけど、一方でどこかで、いつかは自分でやりたいっていう気持ちもあったりするんで。ただまぁ、その具体的な時期をいつにするんだ、とかはまだまだ全然決まってないですね。

PT:一年半ぐらいだとそんなに具体的なプランニングにはなっていないってことですかね。

K:そうですね。例えば、じゃあ来年出てます、とかいうような話ではないけど、一方で一緒にやろうって言ってるような友人もいたりするので、まぁまだまだ考え中って感じですね。ただまぁ、いつかはどこかで出るんだろうなっていうのは思います。

PT:方向性としては、どういう方向性でいきたいの?

K:事務所の方向性ですか?

PT:事務所というか、自分が将来的にはどういう。大体あるでしょ。方向性は。

K:やっぱり町弁でしょうね。基本的には、普通の町弁だと思うんですけど。ただ結局自分が出来るのって、ここで、パブリックで学んだことの延長だと思うので。どのくらいできるかっていうのは分からないですけど、あんまり都市部じゃなくて、戻るとすれば地元の近くになるとは思うんですけど。ただそれでも、今自分が住んでいるところではなくもうちょっと北の、兵庫県だったら、真ん中の方だったりとか。そういうあたりとかで、まだまだ弁護士裾野が高いみたいな土地で、そこでの駆け込み寺に近いものが出来たらなぁ、と思って。

PT:兵庫県民は兵庫県の真ん中って言ったら、大体イメージはつくの?

K:いやあんまり具体的に兵庫県の真ん中って。例えばその、西宮は全体的に町なんですけど、もう少し北の方にいったら結構田舎だったりとか。例えば、その横の三田とかも田舎ではないですが都会でもないというような。町からは近いので、たくさんの人が住んではいるんですけど。そのあたりとか、もしくはもっと上、西の方に行ってしまうとか。例えば、三木市とか、加古川のあたりとか、丹波のあたりとか。そのあたりが場所的な候補ですね。

PT:江口さんは?

E:私は全くのノープランですね(笑)。このまま事務所にいるのか出るのかも決めてないですし、出るとして,新しい事務所をつくるのかどうか・・。公務員になってもいいなぁ、というのもあるので。具体的には,まったくのノープランですね。どういう方向に行くにしても,高齢者とか障がい者の支援っていうのは続けていきたいなとは思っていますけど。決まっているのは,そこぐらいで、どういう形でっていうのは全くノープランです。

PT:高齢者と障がい者だったら、どっちの方が自分はやっていたいですか?

E:んー,特にどっちっていうのはないです。どっちも面白いので。

PT:漠然と、高齢者・障がい者の支援は今後もやっていきたいって感じですかね。

E:そうですね。

<(6) 時間が取れたらやりたいこと、取り組みたいことを教えてください。>

PT:最後。時間が取れたらやりたいこと、取り組みたいことを教えてください。今忙しいという前提で聞いていますけど(笑)。例えば長期休暇が取れたとか、1か月暇になったらとか、半年時間が出来たら、そういうレベルでもいいですけど。

E:仕事ですか?

PT:なんでもいいですよ。仕事でもいいですよ。こういう仕事したい、とか、資格取りたい、とか。

E:ただ眠りたい。ただひたすら眠りつづけたい。(笑)

PT:大丈夫?(笑)

E:心を癒したい。心に水を与えたい(笑)
K:趣味の話に戻るんですけど、琵琶湖の近くのホテルでただただ釣りをしたい。ギターも全然弾いていないのでこもってずっと弾いたり。手が痛くなるくらいまで練習をして元に戻したい、みたいな。

PT:結局2人とも、人とは接触したくない?

K:人とは少人数であればいいですけど。わいわいというより、自己満足の時間がほしい。あと、長期休暇が取れたら、婚活をたぶんしないといけないんだろうなって。それは、まぁ長期休暇とは関係ないですが(笑)

PT:婚活に休暇は言い訳じゃない?(笑)

K:休暇は別になくても随時心積りはありますよ。

PT:そうなんですね。婚活、いまはどれぐらいの取り組み具合ですか。

K:今は皆無じゃないですかね、ほぼ。

PT:今は皆無だから…

K:合コンにまれに行ってます(笑)特に成果はなし。

PT:この事務所にいなかったイケメン要素だと思うので。イケメンっていうと言い過ぎなので、イケメンが勝ってるくらい。

K:あー、ありがとうございます。

PT:だと思うので、きっと過去もモテてただろうし、大丈夫だね!今後も頑張って下さい。

K:ありがとうございます。


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