いつも大変お世話になります。

社会福祉士の新名です。

私事で恐縮ですが、年内一杯でパブリックを卒業させていただくこととなりました。

ということで、これが連載としては最終回！になります。

皆様、本当にいろいろとお世話になりました。

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最終回といっても特別な話もネタもありません。

7年近く在籍させてもらった中での感想などを。

「弁護士事務所で働く社会福祉士」

という、7年前でもいまでも珍しがられる職務につかせていただき、本当に勉強になりました。

とはいえ、個人的には12年間、高齢者福祉一本で施設や在宅の支援に関わっていたので・・・

実は・・・入職当時は生活保護も障害者支援も本当は「？」な状態でした。

そうはいっても、後見事件をどう法人で受任していくか、また当時はリーマン・ショック直後でしたからホームレス者対策や生活保護受給、シェルターの管理などなど・・・

もう対象者が高齢者とか障害者とか言っていられない日々だったなぁ、と思い出します。

結局は「出たとこ勝負！」で、受任された事件や持ち込まれる相談に向かうしかありませんでした。

こっそり福祉の教科書的なものや、ネットで文献やら研究なども随分と調べたのも懐かしい思い出です。（パブリック入職後から蔵書がものすごく増えました）

そして7年。

いろんな方に出会うことも、スキルを磨くこともでき、とにかく勉強させてもらえた7年でした。

いまも後見事件の受任が右肩上がりで、弁護士の先生方やソーシャルワーカーチーム、事務局みんなとの後見センターにただただ感謝しています。

法律事務所で7人もの社会福祉士がいるなんて誰にも想像がつかないことでしたし、いまも全国トップのセンターと思っています。

きっとこれからいろんなできごとはあるのでしょうが、司法と福祉が一体となった姿がもっと大きなものになっているのではないかと勝手に期待しています。

これから新名は来年1月より、岡山市内にある「NPO法人岡山ホームレス支援・きずな」という法人で相談員として新たな現場に立つ予定です。

パブリックとも新たな関係で様々な支援に向かおうと思っています。

皆様、改めてよろしくお願いいたします。