Pound for pound

あまり趣味がない人間なので、ブログを書く際のネタに困ってしまうんですが、今回はその数少ない趣味の1つのボクシングに関して書いてみようと思います。
皆さんは、Pound for pound (パウンド フォ パウンド)という言葉をご存知でしょうか? Pound for Pound とは、「異なる階級の選手を比較、対比する方法を指し示すものとして1950年代初期に『リング』誌の初代編集長ナット・フライシャーによって造られた用語」とされています。つまり、ボクシングは現在17の階級に分かれていますが、もしその階級の区別がなかったとしたら誰が一番強いかという意味における称号で、ようはボクシング界最強の称号とされています。
私は、昨年の11月に中国のマカオに、かつてのPound for pound であるマニーパッキャオという選手の試合を見に行ってきました。彼は、フライ級(約50キロ)からプロのボクシングのキャリアをはじめ、スーパーウェルター級(約70キロ)まで10階級にわたって階級を上げ、その間6階級のチャンピオンとなったボクシング界の生ける伝説とされています。彼の出身は、フィリピンのミンダナオ島という内戦が頻繁に起こる地域で、幼少期は極貧生活を送っおり、貧困から抜け出すためにボクシングをはじめたそうですが、現在の彼の1試合のファイトマネーは20億円とも言われています。
そのスーパースターの試合だけあって、チケットの価格は最前列で20万円弱、中段でも9万円くらいと破格で、また、パリス・ヒルトンやディビット・ベッカムが観戦に来るなど日本ではあり得ない試合でした。
その彼が来月の4月に試合を行う予定ですが、その開催場所は、アメリカのラスベガスです。。
是非行ってみたいものですが、時間・費用の両面からとても無理そうですので、おとなしくテレビで応援しようと思います。。。