まほろ駅前多田便利軒

 4月23日に瑛太さん,松田龍平さん主演で公開される映画なのですが,公開が待ち遠しく思っています。
 もともとそこまで映画好きではなく,観ても年に数回行くか行かないかという感じなのですが,この映画はとても楽しみにしています。
 なぜかというと,映画の舞台は「まほろ市」というところなのですが,どう見ても私の出身地である,東京都町田市なんです(映画のオフィシャルサイトでは「まほろ市」は町田市のこと,と紹介されています)。
 この映画は三浦しをんさんの同名小説が映画化されたものなのですが,修習生のとき,私が町田市民だということを知った友達が小説を貸してくれたのです(まだ返していなかった,,ごめん)。
 小説は町田市民なら誰でも光景が絵に浮かんでくるような内容で,周囲の情景にとどまらず,登場人物も「あぁ,町田ならいそうだな」って思えるので,ものすごく愛着感を感じました。
 映画はおもに町田をロケ地にして撮影されたそうなので,懐かしい風景がスクリーンに広がるんだと思うと楽しみでなりません。
 小説ではデンジャラスなシーンもたくさんあり,本当にこんなところなの?といろいろな人に聞かれますし,よくそんなところに住んでるね,とも言われましたが,そういった面を含めたいろいろな顔が,あの街の魅力だと今は思っています。
 映画をとても楽しみにしている自分に気づき,住んでいたときはなんとも思っていなかったけど,離れてみるとやっぱり恋しくなるというのが故郷というもんなんだな,そうしみじみ思いました。

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